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WM通信#3【注目のお仕事】スクールソーシャルワーカーとは?

07WM通信

2020.06.22

WMで始める新企画『WM通信』

この体験量、WMだけ。

定期的にWMの情報をお届けします♪





今日紹介するのは
スクールソーシャルワーカー」についてです。

WMのブログでもいままで何度か取り上げていましたが
スクールカウンセラーとの違いや
スクールソーシャルワーカーのなり方、
仕事の内容について今一度
一緒に見ていきましょう👀💡

福祉心理学科




【悩みが複雑多様化した今、必要とされている】

これまで学校現場ではスクールカウンセラーが中心となって
不安や悩みを抱える生徒たちの心のケアを行ってきました。

しかしながら、いじめ、不登校、暴力行為等の
子どもの問題行動が複雑化、多様化し、
学校だけでは対応が難しくなってきている今、
問題解決に向けて学校・家庭・地域の連携が強く求められています。

連携が重要なのはわかっていても、実際のところ
個々の関係者が問題を抱え込んでしまうことも多く、
それぞれの立場を越えたコーディネーター(つなぐ役割)が必要とされています。

そのコーディネーター
スクールソーシャルワーカーなのです。

今後も学校現場に必要とされる
重要なお仕事と言えます。

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【スクールカウンセラーとの違いは?】

先ほども出てきた「スクールカウンセラー」。

スクールソーシャルワーカーに比べて
聞きなれている方も多いのではないでしょうか。

スクールカウンセラーが全国の学校で
活躍し始めたのは1995年のこと。
公立中学校を中心に起用をはじめ、
2001年には全国で1万校以上に配置されました。

一方スクールソーシャルワーカーの始まりは
1986年といわれています(所説あります)。
始まりは古いものの、なかなか認知が広まらず
自治体レベルでの起用がほとんどでしたが、
2008年にスクールソーシャルワーカー活用事業としてようやく全国展開されました。

(参考:スクールソーシャルワーカーの導入-参議院)



《業務について》

「スクールカウンセラー」の主な業務は、
児童・生徒からの相談を受け、話を聞き、
受け止め、心のケアをすることです。

教員と隔離された「相談室」という箱の中で
カウンセラー1人で生徒の心をケアするのが特徴です。


一方「スクールソーシャルワーカー」は、
児童・生徒からの相談を受け、利用できる制度がないか考えたり、保護者や教員、地域、児童相談所などと連携して悩みの根本を解決するための環境の整備を行います。

今まで担任等が一人で抱え込んでいた問題について、協働してチームで解決に向けた支援を行うのが特徴です。



《資格について》

スクールカウンセラーになるための
具体的な資格は指定されていませんが、
現在活躍中のスクールカウンセラーの多くは
心理系の大学院を卒業した臨床心理士や
大学教授、相談業務経験者です。
大学院を卒業したり、現場経験を積んだりと
スクールカウンセラーとして実際に業務にあたるまでに時間とお金がかかるのが現実です。

スクールソーシャルワーカーも同様に、
『スクールソーシャルワーカー』という資格はありません。
ですが一般的に社会福祉士や精神保健福祉士の資格をもった方の活躍が期待されています。


社会福祉士や精神保健福祉士は
WMで取得を目指せる国家資格です。

福祉系の大学を卒業すると国家試験受験資格を取得することができ、
国家試験に合格すると国家資格を取得できるという流れになります。

新潟県内にも福祉系の大学はいくつかありますが、
WMは県内の医療福祉系の私立大学よりも
学費が100万円以上安く合格率は高いのが特徴です。


福心学費の差

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また、WMは新潟県内でも珍しい
スクール(学校)ソーシャルワーカー養成課程があります。
この養成課程を修了すると、
日本ソーシャルワーク教育学校連盟から
「スクール(学校)ソーシャルワーク教育課程修了者」として修了証が交付されます。

スクールソーシャルワーカーとしての就職を狙う方には大変有利になります✨

(参考:日本ソーシャルワーク教育学校連盟


\オープンキャンパスで詳しく聞いてみよう!/

TAP (1)



「悩むこどもの支援」という点では
カウンセラーもソーシャルワーカーも同じ大事な仕事ですが、
《心理分野》臨床心理士を取得しカウンセラーを目指すルートだと
資格取得に時間とお金がかかり教育機関以外は精神科病院や
大学の研究室など就職先が少なく狭き門なのに対し、
《福祉分野》社会福祉士を取得しソーシャルワーカーを目指すルートは
最短4年で取得することができその就職先は教育機関以外にも
地域・行政や医療分野、障がい者分野、高齢者分野など多岐にわたるので安心です。

TAP (5)



 

そんなWMでも2020年度から
キャンパスソーシャルワーカー室ができました✨
(※キャンパスソーシャルワーカー=大学版スクールソーシャルワーカー)

WM福祉心理学科の先生が
自らキャンパスソーシャルワーカーとなって
WMの学生たちの心のケア、その解決への取り組みを行っています。

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△コロナ禍で外出できない学生のケアをリモートで行っています。


━━キャンパスソーシャルワーカー室の廣川先生より━━

学生の皆さんが楽しく学校生活が送れるようにキャンパスソーシャルワーカー室を配置しました!!
友達のことや家族のこと、うまく勉強が進まないなど、どんなに些細なことでも相談してください😉✨
一緒に悩み、考え、一つ一つ解決ができるようにサポートをしていきます!

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仮に「子どもの悩みに寄り添う仕事がしたい」という思いから
スクールカウンセラーを目指す皆さんが
スクールソーシャルワーカーの存在を知らずに
進路を決めてしまう前に、
この記事を読んで将来について考える
きっかけになれば嬉しいです。

スクールカウンセラーを目指しているお友達がいたら
ぜひこの記事をシェアしてあげてくださいね😊






次回は「WMで公務員を目指せる!」
というテーマについて配信したいと思います✨


それではまた次回もお楽しみに🌈


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福祉WEB配信中