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【小学校教諭になるには?】仕事内容ややりがい、免許取得方法まで【現役教諭のインタビューあり!】

00こども保育・教育分野

2022.02.18

目次
1.小学校教諭とは?(▼)2.小学校教諭の仕事内容(▼)

3.小学校教諭の仕事のやりがい(▼) 

○現役小学校教諭にインタビュー

4.小学校教諭免許の取得方法(▼)

5.小学校教諭になるために学ぶこと(▼)

6.小学校教諭に向いている人(▼)

 

 

1.小学校教諭とは?

小学校教諭とは、小学校に在籍する満6歳〜12歳までの児童に国語や算数などの各教科を教える「学習指導」、ホームルームや給食、掃除の時間といった「生活指導」を行い、児童1人ひとりの成長に関わる役割を担っています。小学校での学校生活は子どもの将来に与える影響は大きく、児童1人ひとりの個性を理解し、常に公平で冷静な目を持って指導することが必要です。

 

 

 

2.小学校教諭の仕事内容

小学校の先生は大きく分けて2つのお仕事があります。

◆担任業務

学級担任として、国語・算数・社会・理科・音楽・図工・体育・道徳といった教科や科目の授業、さらに総合的な学習の時間の指導を担当します。近年では外国語やプログラミング教育も導入され始めました。

各教科の授業を実施する為には、日々の指導案作成や教材づくり、授業研究など授業準備は欠かさず行います。

さらに日々の授業だけでなく、学校生活の中で、生活習慣や生活態度などの社会性を身に着けるための指導をしています。例えば、給食での配膳当番や掃除当番、クラス委員会などで、ルールやマナー、集団生活での協調性を身につける指導も行います。

また担任として家庭との関わりも重要です。児童の学校での様子や課題を伝え、家庭での様子を把握する為に、懇談会や家庭訪問も行います。

 

校内分掌(先生たちの中での役割分担)

委員会活動やクラブ活動など(これらを特別活動といいます)の時間の指導があります。また児童たちの学校生活をより充実なものにする為に、遠足や修学旅行、運動会や文化祭などの学校行事の準備や当日の運営も行います。学校行事に関しては地域の方々との連携を図ることが多い為、先生たちで役割を回しながら、学校を運営しています。

 

 

3.小学校教諭の仕事のやりがい

小学校教諭は児童と1日中過ごす為、児童との距離が近く、成長や変化が身近に感じることができます。児童の成長とともに先生自身も成長できる点が仕事のやりがいと感じる小学校教諭も多いです。

また小学校は学習指導だけではなく生活指導も行います。ルールや、マナー、協調性を身につけていくなど子どもたちが今後の人生で生きていく上で大切な時期です。その時期に1番近くで成長を見届けることができるのも小学校教諭であり、子どもたちの未来をつくっていくものと考えるとよりやりがいのある仕事だと言えます。

 

◆WMの卒業生でもある現役の小学校教諭にインタビュー!

 

4.小学校教諭になるルート

①「小学校教諭免許」を取得

「小学校教諭免許」の取得条件は<大学や短大で教職科目を修得することが必要〉という条件があります。

 

大学の教育学部で科目を修得し、免許を取得するケースが一般的です。

(※大学によってはその他学部でも教職科目を修得することができます。)

尚、WMでは姫路大学と提携し、〈養護・教職に関する科目〉を修得することができる為、大学卒業資格とともに小学校教諭免許の取得も可能です。

 

②自治体や私立学校で行われる採用試験を受験し合格

採用試験については県や自治体・私立学校によって様々ですが、

新潟県を例にあげると、、、

新潟県の場合、新潟県の採用試験と新潟市の採用試験があります。

新潟県で採用された場合は上越・中越・下越地域、もしくは佐渡地域に勤務することがあります。

新潟市で採用された場合は、中央区・東区・西区・南区・北区・江南区・秋葉区・西蒲区の区内で勤務します。

採用試験は1次試験と2次試験があります。

1次試験は一般教養科目と専門科目の試験があり2次試験は面接試験と模擬授業の実践があります。一般教養科目は「国語・数学・理科・社会・英語」などといった科目が高校卒業レベルで出題されます。専門科目については「教職教養に関する科目」が出題されます。

1次試験を突破すると2次試験では「面接試験」や「模擬授業」など課されます。

※地域や年度によって内容は異なる場合があります。

 

無事2次試験も突破すると、小学校教諭として正採用されます。

採用試験で正採用されなかった場合でも、臨時採用として現場で働くことも可能です。

働きながら次年度の正採用を目指している小学校教諭も少なくありません。

 

 

 

5.小学校の先生になるために学ぶこと

WMでは小学校の先生になるために、講義科目と実技科目を学んでいきます。実技科目には免許取得に欠かせない『実習』が含まれます。WMには現場経験のある先生だけでなく、新潟大学や県立大学で教えている先生の授業を受けることができます。

 

【講義科目】

  • ●教育原理 ●教育方法論 ●発達心理学 ●特別支援論Ⅰ・Ⅱ ●算数などの小学校科目 ●算数などの科目指導法 ●特別活動指導法 ●生徒指導・進路指導 ●実習指導(保育園・幼稚園・施設・小学校) ●社会人常識マナー ●ライフデザイン etc…

 

 

授業ピックアップ!

☆生活・生活科指導法

小学校と保育園・幼稚園・認定こども園の連携と接続が重要視されている中で、生活はとても重要な科目です。WMでは他の大学ではできない、保育・教育を学んだ学生だからこそできる生活の授業について考え、実践しています。

 

☆特別支援論Ⅰ・Ⅱ

この科目は新潟大学で特別支援教育を専門に研究している先生が講義をしています。通常学級の中でも特別に配慮が必要な児童が増えている現状です。専門家から学ぶことができ、現場に出てから児童一人ひとりの可能性をいかに伸ばしていけるか学びます。授業の中で新潟大学付属特別支援学校への見学実習も行っています。

 

 

【実技科目】

  • ●授業づくりと実践 ●音楽や体育などの科目 ●音楽や体育などの科指導法 ●こどもあそび探求 ●スポーツ実技 ●教育実習 ●保育実習 ●情報リテラシーと応用 ●卒業論文 etc…

 

授業ピックアップ!

☆授業づくりと実践

自分で授業を考え、考えた授業をもとに模擬授業を実践していきます。教育実習以外の場面で現場経験のある先生から授業後にアドバイスをもらえるのはWMだけです。保育園や幼稚園の実習を経験した学生だからこそできる児童役により、実践に近い雰囲気を作り出し、多方面からの視点による課題発見と解決策を見つけることができます。

 

☆情報リテラシーと応用

コロナ禍でオンライン教育・ICT教育が進み、小学校教育の中にICTは欠かせないものなっています。この科目ではICTの使い方、応用の仕方はもちろん、ICTを使用した授業を提案し、実践していきます。

 

※実習とは

実際に母校の小学校に行き、現場の業務や役割・児童との関わりなど、様々な体験を通して学びます。現場の業務の中にはもちろん授業も含まれますので、授業も実践してきます。

 

 

 

6.小学校教諭に向いている人

小学校の先生は児童のお手本となり、児童の生活や将来に大きな影響を与える仕事です。どんなことが大切なのでしょう?

  • 教えることが好きな人

小学校教諭は学習面でも生活面でも常に子どもたちに「教え」ています。

わからなかったことが「教え」によってわかるようになった時に喜びを感じることができる人は小学校教諭に向いています。

子どもたちがしっかりわかるようになる為には、授業研究や指導案作成など日々の準備が大切です。

  • 面倒見の良い人

小学校は義務教育の1番始めということもあり、掃除の仕方、使ったものの片付け方など生活面での指導も行う為、保護者的側面もあります。

また小学校によりますが、30名〜40名程のクラスを担当することもあります。多くの子どもたちを見守っていきながら指導していく点から面倒見の良い人は小学校教諭に向いていると言えるでしょう。

 

  • 平等に接することができる人

小学校によっては30名〜40名程のクラスの担任になることもあります。様々な子どもがいる為、平等に接していくことが大切です。悪いことをしたら厳しく怒ったり、良いことをしたらしっかりと褒めてあげたり、その場面にしっかり向き合って対応する必要があります。人を選ばずに平等に接することができる人は小学校教諭に向いています。

 

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