WM通信#15【意外と知らない?】介護福祉士と介護士の違いについて
07業界研究
2022.02.19
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介護の仕事を考えるとき、「介護福祉士」と「介護士」が一緒になってしまっている人、けっこういるんですよね!
ということで今日は介護福祉士と介護士の違いについてピックアップしてご紹介したいと思います。
「介護福祉士」は介護の現場の上級資格と言われています。
介護業界唯一の国家資格保持者です。
「介護士」は介護に従事するすべての人を指します。
資格がなくても介護士にはなれますが、国家資格がなければ、「介護福祉士」を名乗ることはできません。
では介護福祉士と介護士は実際にどんな違いがあるのでしょうか?
介護福祉士と無資格の介護士を比較するときに最も大きなポイントは仕事内容と給与です。
基本的な介護のお仕事内容は変わりありません。
食事、入浴、排泄などの生活の支援は介護士みんなで行います。
その上で介護福祉士は、
利用者の家族や友人など、介護技術を必要としている人に専門的な視点から介護の指導を行うことができます。
その他、利用者自身がその人らしい生活を送れるように専門的な知識をもとにプランを立てたり、相談に乗ったり助言をしたりします。
給与面では、無資格の介護士に比べると、資格手当がつき月額平均で+5万円ほど多くなります。
平成30年度の介護福祉士の平均月収は約31万円でした。
その他将来的にキャリアアップが見込めるのでさらに給与の差は大きくなっていきます。
高校を卒業してすぐに無資格でも介護士にはなれます。
それでもわざわざ学費を出して2年もの時間をかけて、
介護福祉士の資格取得のために学校で勉強するのには
それ相応のメリットがあるからなんです。
介護福祉士を取得して働くメリット
介護福祉士(国家資格)を取得すると…
①収入UP!
「平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要」によると、
平成30年度の介護職の平均月収は
無資格で約26万円、介護福祉士有資格者で約31万円。
その差はなんと5万円!大きい!
②キャリアアップできる!
介護福祉士はその他の介護士のリーダー的な役割として、介護技術の適切なアドバイス等を行ったりもします。
将来的に管理職を目指したい、という方は介護福祉士を取得しておくべきです。
介護福祉士として経験を積むと、介護支援専門員(ケアマネジャー)を目指すこともできます。
介護支援専門員になると、さらに給料アップが期待できます!
このほかにも、
③身体を痛めにくい!
正しい介護技術を学んで介護をするので、
無理な姿勢で大きな人を起こしたりして
腰や肩を痛めることがありません!
正しい技術を身につけると力がほとんどいらないのでとっても楽です♪
④みんなに信頼される!
介護福祉士という国家資格を持っているということは
福祉の正しい知識の理解や医学的な介護技術を備えているということの証明です。
利用者さんやそのご家族からの信頼はもちろん、
一緒に働く仲間からも厚い信頼を獲得することができます。
⑤転職に有利!
1つの職場で長く勤められれば一番いいのですが、
将来的に転職を考えた際、やはり介護福祉士の資格は強みになります。
全国どこにでも需要があり、これからも需要は伸びていく業界なので
引っ越しのための転職の場合でもスムーズに転職できるでしょう。
WMで介護福祉士を目指す場合、
福祉健康サポート学科という学科で学びます。
プラスαの知識を学べる選べる講座や
国家資格がもうひとつ取得できるのが魅力!
その国家資格とは、『医薬品登録販売者』です。
WMの福祉健康サポート学科では
2年間で介護福祉士+医薬品登録販売者、
国家資格ダブル取得を目指せるのです。
卒業後の就職の幅が広がる上、
将来の転職の際にも有利です!
介護福祉士を目指す方をサポートする奨学金もあります。
「今すぐお金がほしいから」「勉強したくないから」
色々な理由はあると思いますが介護福祉士としての将来を諦めてしまう前に、
一度オープンキャンパスで進学と迷ってみてもいいのでは?✨
次回公開は9月22日(火)!✨ それではまた次回もお楽しみに🌈