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WM通信#17【医薬品登録販売者とは?】どんな仕事?どうやって取得する資格?やりがいや大変さは?

07業界研究

2022.02.19

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2021年度から新たに、WMの福祉健康サポート学科で目指せるようになる『医薬品登録販売者』。

みなさんはこの「医薬品登録販売者」という資格名を聞いたことがありますか?

医薬品登録販売者はどんなところで活躍できるどんな資格なのか、今日は「医薬品登録販売者」のお仕事や就職先、取得の仕方、取得することのメリット、WMの福祉健康サポート学科で目指す理由についてご紹介しようと思います💡

 


医薬品登録販売者ってどんな資格?

医薬品登録販売者」は、風邪薬や鎮痛剤などの一般用医薬品(処方箋がなくても購入できる薬)の販売を行うための国家資格です。
医薬品登録販売者が扱えるのは第2類・第3類と呼ばれる薬のみですが、その第2・3類は一般用医薬品の9割以上を占めています。第1類を扱えるのは薬剤師です。

――💡豆知識 医薬品の分類について—―
【第1類】重い副作用がある(リスクのある)薬、新薬
使用に関しては十分な注意が必要です。購入者からの希望がなくても使用方法や注意点について説明しなければなりません。
【第2類】重い副作用が出る可能性があるが一定基準以上の安全が確保されている薬
副作用の発生頻度が低い薬などがこれに当たります。ドラッグストアで販売されている風邪薬や痛み止め、胃薬の多くは第2類です。
【第3類】第1類・第2類以外のすべての薬
日常生活に影響するような重い副作用の発生リスクがある成分を含んでいない医薬品です。ただし弱い副作用が出る可能性のある成分は含まれているため販売には資格が必要となります。
—―――――――――――――――――――――――





医薬品登録販売者の就職先(活躍の場)

ドラッグストアや薬局はもちろん、医薬品を販売している場所ではどこででも活躍できます。
たとえば、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、ホームセンター、ディスカウントストア等でも医薬品を販売している店舗ではどこでもこの資格をいかして就職することができます。

【主な就職先】

🌟ドラッグストア

医薬品登録販売者の求人の中で最も多いのがドラッグストアです。
取り扱う医薬品の数が多いのに薬剤師か医薬品登録販売者のどちらかが店舗にいなければ医薬品を販売することができません。
「店舗に1名在籍している」ではなく、「販売時に1名以上店舗にいる」必要があるため、シフトの都合などで1店舗に複数名の医薬品登録販売者の需要が高く、多くのドラッグストアで医薬品登録販売者の求人に力を入れています。

🌟調剤薬局

意外と知られていませんが、薬剤師だけでなく医薬品登録販売者も調剤薬局で活躍することができます。
処方箋に基づく医薬品の調剤はできませんが、薬に関する知識を活かした店舗運営や医薬品販売、商品管理などは行えます。
第2類・第3類の医薬品を販売している調剤薬局においてはさらに活躍の機会が増えるでしょう。

🌟介護現場

介護施設に入所・通所している方の中には体に不調を抱えている方も多くいます。
病院へ行くほどの不調でないとき、市販薬に頼ることもあるでしょう。
医薬品登録販売者が介護現場にいれば一般医薬品の飲み合わせや効能について看護師と連携して相談することができます。
介護現場でのケアの質の向上や利用者との信頼関係を強めることができます。
さらに、介護福祉士がこの資格を持っていれば介護現場ではより頼りにされる存在になるでしょう。


 

医薬品登録販売者の仕事内容は?

細かくは各職場の求人内容や他の従業員との業務分担により変わりますが、大きくは医薬品の販売と、お客様からの薬に関する相談対応です。
医薬品の販売や相談対応は薬剤師や医薬品登録販売者しかできないため、資格を活かした仕事内容と言えます。

上記業務のほかに、ドラッグストアなどでは通常の店舗スタッフ業務(たとえば品出しやレジ打ちなど)をする場合もあります。

 


医薬品登録販売者の資格取得方法は?

年に1度都道府県が実施する資格試験を受験し、合格する必要があります。

どこに居住していても、どの都道府県の試験でも受けることができます。
1つの都道府県で合格すれば、どこの都道府県でも登録をすれば働くことができます。

ただし合格するだけで自動的に医薬品登録販売者になれるわけではありません。合格後、都道府県への販売従事登録が必要です。

また、正式な登録販売者になるには実務経験2年以上が必要で、その証明として『実務(業務)従事証明書』を提出しなければなりません。

受験の時点で実務経験は不要ですが、実際に単独で医薬品登録販売者として仕事をするためには、試験に合格した後、2年以上の実務経験が必要です。実務経験2年に満たない場合は、実務経験2年以上の登録販売者や薬剤師の管理・指導の下でなければ第2種・第3種医薬品の販売をすることはできません。

 


医薬品登録販売者を取得するメリット

⑴就職・転職に有利

ドラッグストアであれば全国どこにでもありますし、ドラッグストア以外でも一般医薬品を取り扱っているお店は多くあります。
就職や転職の際に医薬品登録販売者を持っているというのは大きな強みになります。
また、結婚や出産、病気、親の介護などでフルタイムで働くことが難しくなった場合でも、家の近くのドラッグストアで勤めたり、パートタイムやアルバイトでの勤務も可能です。

⑵信頼を獲得できる

就職先にもよりますが、特に介護現場で活躍する場合には医薬品に関する知識を持っているということで相談に乗ることが多くあるでしょう。
介護現場で利用者の方との信頼関係を築くことはとても重要です。
資格を持っているということで職場の仲間からも信用・信頼され結束力が増すことが期待できます。

⑶資格手当で収入UP

資格を活かした就職であれば資格手当のつく職場が多いです。
パートやアルバイトで働く場合でも資格手当が付くことで時給アップが狙えます。
短時間で高い収入を得られるので、ライフスタイルに合わせて働き方を変える場合でも家計に打撃を与えず無理なく働くことができます。
医薬品登録販売者の資格手当は平均月1万円ほどです。
賞与を抜いたとしても年収+12万円、賞与込であればさらに収入は増えるでしょう。

⑷就職先が幅広い

先に就職先についてあげた通り、一般医薬品を取り扱っている場所では医薬品登録販売者の求人を出しているところが多いです。
就職先が多岐にわたり、さらにその店舗数も多いので就職に強い資格と言えます。

 


まとめ

医薬品登録販売者は各都道府県で登録する国家資格です。
主な業務内容は、第2類・第3類の医薬品の販売およびお客様からの医薬品に関する相談対応です。

医薬品を販売する場所ではどこでも需要があり、就職先が幅広く、就職・転職しやすい資格と言えます。
医薬品を販売せずともその薬の知識を活かした就職先も多くあります。

さらに資格手当の対象となる場合が多く、給与増が見込めます。
パートタイムやアルバイトとしても活躍できるためライフスタイルに合わせて無理なく働けるのも魅力です。

超高齢化社会の今、大変ニーズの高い資格です。
今後さらに活躍の場は広がっていくでしょう。

 


 

WM(ワム)国際こども・福祉カレッジで医薬品登録販売者をめざしてみませんか?

WM(ワム)国際こども・福祉カレッジの福祉健康サポート学科では2年間で介護福祉士(国家資格)と医薬品登録販売者(公的資格)のダブル取得が目指せます。

介護現場で働く際、利用者様の生活をサポートする上で医薬品に関する知識はとても大切です。

例えば、利用者様が体調を崩された場合、看護師との連携はもちろんですが、介護福祉士も、利用者様の服用している薬の知識があれば、それも含めて原因を探ることができます。

利用者・家族から安心され、職員からも信頼されることで、より働きがいを得られるようになります。

逆に、介護福祉士の資格を持って、医薬品登録販売者として働く場合、在宅で介護をされているご家族も多いため、介護用品の説明や助言をすることが多くなります。その方の状態にあったおむつをお勧めしたり、嚥下障害(飲みこむ機能が弱くなる高齢者の方に多い症状)で、食べ物がうまく飲み込めない方にはその方にあった食品を説明することができます。

販売店には、障害をお持ちの方も来店されます。介護福祉士の知識を持っているので、障害の状態にあった適切な対応をすることができます。

このような理由で新しいコースを作りました。

2021年度からの新カリキュラムではさらに多くの知識をもった医薬品登録販売者として活躍するために12の選択科目と15のプラス講座で充実したキャンパスライフを送れます。


さらに福祉健康サポート学科限定の学費サポート制度が充実しています。
返済不要の奨学金を組み合わせて利用することで、実質学費無料で卒業することができます。

WMで一緒に、介護福祉士+医薬品登録販売者を目指してみませんか?😊



ぜひ一度、オープンキャンパスに話を聞きに来てみてください✨

 

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次回公開は10月6日(火)!✨

それではまた次回もお楽しみに🌈

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