【学生インタビュー!】1・2年生ので学びが将来の目標を決めるきっかけになりました!【福祉心理・大学科】
00社会福祉・介護福祉分野
2024.12.24
学生へインタビュー!
福祉心理・大学科
渡邉 響之介さん 巻総合(新潟県)高校出身
1年生の頃に取り組んだこと
1年生のころはフィールドワークやイベントが多くて、たくさんの方とふれあい
いろいろな経験をさせてもらいました!
その中でも、子ども虐待防止啓発活動である『オレンジリボン運動』に
クラス全体で取り組んだことが一番記憶に残っています。
オレンジリボン運動では活動に向けて、クラス全体取り組んでいました。
グループを作り、クラスメイトと関わっていく中で
『この子はコレが得意なんだな』と新しい一面を見つけるきっかけにもなりました。
オレンジリボン運動を通して学んだこと
オレンジリボン運動の活動を始める前に
子どもの虐待の件数や種類、なぜ虐待が多いのかについて
まずは調べることから始めました。
そこで、「虐待を受けている子どもは相談ができない」、
「虐待をしている親の背景にも視点をむける」、
「虐待の相談件数は年々増加傾向にある」など
知らなかった現実を知ることができました。
僕は今回の活動を通して、ただ学んだだけでなく
子どもたちのために自分ができることは何かを考え、
保育士の資格を取り、将来はスクールソーシャルワーカーとして
進路を決めるきっかけにもなりました。
実習に行って学んだこと
2年生の時に児童養護施設に実習に行ったときに
「信頼関係と援助関係の違い」を学びました。
児童養護施設は虐待や親がいないなど
さまざまな背景がある子どもたちが暮らしている場所です。
実習と言っても子どもたちから見たら自分は職員。
子どもたちとより深い関係になりたい!でも職員と子どもとの線を超えてはいけない。
辛い時期があったからこそ愛を与えたいと思っているのですが
お節介は子どもたちの成長の妨げにもなるし、
甘えがでてきちゃうので対応が難しかったです。
そんな時に実習の巡回にきた先生に相談をしてみて、言われたことが
「信頼関係と援助関係は違うよ」ということでした。
“仲がいいだけなのは信頼関係だけど、怒る時はちゃんと怒る。
都合のいい関係になってはいけない。
子どもとの距離が近かったら、少し距離を取ろうかなとか。
信頼関係と援助関係を分けると整理がつくよ”
とアドバイスをもらって、
それからは子どもたちとの距離を保ちつつ
「あ、今この子と少し話しすぎたかな」と思ったら少し距離を取り
信頼関係と援助関係を区別することで
実習を乗り越えることができました!
あらためて、WMのいいところはなんですか?
実習で先輩たちもいろんなところに行っていて
実習先を広げてくれていたので自分たちの代でも、行ける実習先が多いことです。
実習先が多いということは経験できる幅も広くなりますよね!
あと実習前も終わった後も、先生の指導が手厚い!
実習前には基本的な礼儀や実習の目標から決めていきます。
目標は個人の能力に対して「本当に実現出来るのか」、
「施設側もその目標を達成できる設備が整っているのか」を
先生が学生一人ずつ見極めてくれます。
目標を明確にするだけで実習の学びも大きくなるので
実習前にやっておいて良かったと思いました!
担任の先生のいいところ
しっかり自分たちのことを考えてくれていると感じます!
ダメなところも良いところも言うべきことは言ってくれる。
自分たちの将来を考えてくれての対応だと思っています。
勉強の対策方法や社会のマナー、提出物の期限など、
将来、社会に出るために必要なことを考えて教えてくれている気がします。
距離感を重ねていくうちに自然と近くなる、大学にはない担任制というWMの強み!
将来の目標
寄り添うだけでは人を助けられないと実習を通して感じました。
肯定的な言葉をかけても一時的なだけで根本的な解決にはならない。
犠牲が生まれない支援はない。多少の痛みを伴うし、デメリットもある。
だけど、その後どうケアをするかも考えて支援ができるソーシャルワーカーになりたいです!